伊藤手帳ではユメキロック セパレートダイアリーを使うことで充実したワークライフバランスを実現してもらえることを願い、セパレートダイアリー モニター会を開催しています。
2018年5月より始め、2020年5月より3期目の活動に入ります。
2020年は第2期モニターとして活動してくださった方が順次ブログで「手帳術」や「タイムマネジメント」について語ってくださいます。
今回は、「藤澤佳澄」さんの第2段コラムです。セパレートダイアリーをご利用以外の方にも共感してもらえる部分がある内容となっていますのでぜひ最後までご覧ください。
2019年セパレートダイアリーモニター「藤澤佳澄」です。
民間企業で研究業務に従事しながら、大学で非常勤講師、フリーの心理カウンセリングも行っています。
仕事もプライベートも従事させたい欲張り人間。隙間時間を有効活用するために手帳は欠かせないマストアイテムです。
複数案件はガントチャートで整理整頓
モニター会へ参加して皆さんの手帳術から学んだことはたくさんありました。なりたい自分に近づく方法、節約術、タスク管理術などさまざまです。
私がいちばん影響を受けたのは、いかに無理なく、楽しんで、手帳とつきあい続けるかということ。肌身離さずもっているものなので、せっかくなら有効活用しないと手帳もかわいそう、と感じました。
私の場合は、とにかく仕事の案件を複数抱えているのが大きな悩みでした。メインの仕事のタスク管理、ほかにも依頼された案件もあって、締め切りも入れ替わるし管理しきれない……。
そこで、セパレートダイアリーの、上下に分かれたガントチャートの出番です。上にはメインの仕事のタスク管理を、下には別に引き受けた仕事のタスク管理を記入することで、タスクの整理は一目瞭然。
私のように仕事ばかりでなく、仕事とプライベートという形で分けて使うのも、シンプルだけどいちばん見やすいのではと思います。
そこで、セパレートダイアリーの、上下に分かれたガントチャートの出番です。上にはメインの仕事のタスク管理を、下には別に引き受けた仕事のタスク管理を記入することで、タスクの整理は一目瞭然。
私のように仕事ばかりでなく、仕事とプライベートという形で分けて使うのも、シンプルだけどいちばん見やすいのではと思います。
私はそのタスクを行った日を黒く塗りつぶすようにしているのですが、紙面が黒くなっていくのもまた楽しいものです。
今月この仕事にこれだけ力を入れたんだなというのが一目でわかるのも良いですが、何より「やったんだ」という実感がわいてくるのが嬉しいのです。
自分の努力の見える化ですね。
毎日の仕事はどうしてもルーチンになりがちで、したという努力を当たり前のように感じてしまうことも多いと思います。しかし、継続することは決して楽ではありません。
当たり前と思っている自分にはっとして、もっと自分を誉めてあげてもいいんじゃないかと気づきました。
毎日セパレートダイアリーを眺めるとどんな変化が起こるのか・・
デイリーのタスク管理と合わせて、私が努力し続けた記録として、毎日眺めるようにしています。どんなささいなことでも頑張ったことには変わりがないと、自分を励ますツールにしています。
デイリーのところにひと言日記を入れたり、シールを貼ったりするようにしました。
自分へのご褒美です。ネガティブなことはよほどでないと残さないようにし、楽しかったことや嬉しかったことをメインに記録しています。
人間の脳はネガティブなほうを強く印象に残しやすいといわれていますので、ポジティブな記録を残すことで、日々の生活にこんなに楽しみがあるのだと自分に意識させるためでもあります。
スマホのゲームが楽しかったとか、オンラインお茶会を企画したとか、ささいなことで十分です。後で読み返したときに、この週は忙しかったけど、こうやってリフレッシュしていたんだな、と楽しい気持ちを再確認できるのでおすすめです。幸せ貯金みたいなものですね。
手帳に向き合える時間は限られている私のライフスタイルでは、凝ったデコレーションや、マスキングテープでカラフルにというのは難しい。そこを無理に、人と同じようにしようとすると、義務になってしまい、しんどくなってしまいます。
それは、人生つまりライフスタイルと同じ。
私にはシンプルイズベストが一番合っているのだな、と、手帳を通じて理解することができました。
無限の使い方を持つセパレートダイアリーだからこそできる試行錯誤があったように思います。
おかげさまで、その後は飽きることなく、無理のないペースで手帳を活用できています。
逆に、凝ったことを諦めたおかげで、自分にとって本当に必要な手帳の使い方に出会うことができました。
コロナ禍を境に時間貯金手帳から幸せ貯金手帳へ
コロナが流行る前は、時間管理、タスク管理がメインの時間貯金手帳だったセパレートダイアリーでしたが、嫌なニュースばかりが耳に入るようになり、意識的に自分をハッピーにする工夫を考えました。おかげで今は、幸せ貯金手帳にバージョンアップしました。
セパレートダイアリーは、隙間時間を見つけるのにとても優れています。その時間を何に使うかは自分次第。
私はこれまで仕事や勉強にあてることが多かったのですが、今は自分を楽しませるために使っています。不思議なもので、気分が落ち着くようになり、仕事の能率もアップしました。おかげで、これまで以上の依頼も引き受けられるようになり、一石二鳥でした。
うつうつとした気分で過ごしても、のんびりハッピーにすごしても、同じ二十四時間です。それなら、のんびりハッピーに過ごせる、幸せ貯金を手帳にするのが良いのではないでしょうか。手帳仲間の皆様にもハッピーな時間が増えるよう願っています。
手帳は曜日や時間と出来事・やる事を紐づけるツールです。仕事一辺倒の使い方もありですが、ちょっとした自分の楽しみを見つけるために使ってみる。
新しい生活様式に合わせて手帳の使い方も少し変えていく必要がりますよね。 手帳で「幸せ貯金」を作る・・・という最後の言葉がとても胸に響きました。