手帳を語る場プロジェクト2024 コラムライター編スタート!
今回はフリーランスのライター杉浦百香さんが3STEP日記の使い方をご紹介致します!
それでは以下ご覧ください。
フリーランスでライターをしている杉浦百香です。主に、女性向けのライフスタイルメディアや、企業メディアの記事を執筆しています。プライベートでは、小さいときから文具が好きで、新商品を調べてはあれこれ試しています。
片付けに『3STEP日記』を使った理由
私には6歳の息子がいます。来年には小学生になるので、少しずつ準備しているところです。そこで問題なのが「散らかった部屋」。赤ちゃん時代の服や靴、おもちゃが所狭しと並び、小学校で使うものが置ける状態ではなかったのです。
我が家はアパート暮らしのため、物を置くスペースに限りがあります。そこで片付けを始めるのですが……。子どもと一緒に公園で遊んだ靴、ちいさな手で握っていたおもちゃ、思い入れが深すぎて簡単に手放せなくなってしまいます。
そんなとき、「やったこと→気づき→次への行動」を3行書いて可視化する『3STEP日記』の存在を知りました。物に対する思い出も3STEPで書けば、気持ちが整理され、手放すことができるのではないか?そう思った私は、『3STEP日記』を片付けに取り入れてみることにしました。
「Wishリストページ」で理想の部屋をイメージする
まず、取り掛かったのは「Wishリストページ」の書き出しです。なにしろ、今まで部屋を片付けなくても生活はできていました。だからこそ、「Wishリストページ」で、片付ける目的を明確にし、自分を奮い立たせようと思ったのです。
書き出した後は、マーカーで色分けしてみました。
ピンクのマーキングは、「なぜ部屋を片付けたいのか」。書き出すことで目的を明確にしていきます。
・子どもの学習用品を置ける部屋にする
・リビング学習ができるスペースを作る
・朝の支度をスムーズにする
ブルーのマーキングは、「片付いた部屋で何をしてみたいか、どんな部屋にしてみたいか」。片付けのモチベーションを上げるべく、理想の部屋や生活を書き出していきました。
・子どもが自分で片付けられる収納を作る
・リビングで家族とボードゲームで遊ぶ
・私の趣味の文具をまとめたワゴンを作る
イエローのマーキングは、「実際に片付けたいもの」です。子どものもの以外にも、読む機会が少ない家電の取り扱い説明書など、部屋を圧迫しているものが見えてきました。
・赤ちゃんのときの服
・小さくなった靴
・家電の取説処分
たくさん書き出してみると、「子どもの学習用品を置きたい」「家族が使いやすいリビングにしたい」という目的が見えてきます。
「プランニングページ」で片付けの期限を決める
期限を決めないと、なかなか片付けには取りかかれないもの。そこで、「プランニングページ」を書き込みます。クローゼット、食器棚など1ヶ月単位で集中して取り組む場所を決めました。
服や靴は、シーズン毎に、フリマアプリで売れやすいタイミング、古着買取店で高く買い取りやすいタイミングを書いて、その前に片付けるようにします。
また、ハビットトラッカーのように、掃除ができた日にはチェックマークを付けています。チェックが増えるたびに達成感が得られるのでおすすめです。
子どものおもちゃや本などは、子ども自身で片付けてほしいので、今のところ期限は決めていません。片付けの声がけをした日は、下のメモ欄に書いています。
「3STEP日記」で片付けを実践する
片付けをした日は、「3STEP日記」に書き込んでいきます。特に「手放しにくいもの」の感情整理に役立ちました。例えば、私は子どもの靴をなかなか手放すことができません。そこで、以下のように書き込んでみました。
1.今日は何をしたの?【子ども靴の仕分けをした】
2.どう感じた?【手放すのが寂しいので、処分できなかった】
3.ネクストアクション【手放す靴は写真を取る、ファーストシューズは残す】
1.今日は何をしたの?【子どもの靴の写真を撮った】
2.どう感じた?【写真に残るなら、手放してもいいと思えた】
3.ネクストアクション【状態のいい靴を売る】
1.今日は何をしたの?【子どもの靴を売った】
2.どう感じた?【スペースができてうれしい】
3.ネクストアクション【今度は服を片付けたい】
「3STEP日記」は、「やったこと→気づき→次への行動」の順で書き込む日記。書き進めるたびに、どうして手放せなかったか、どうすれば片付けられるか明確になっていきます。
さらに、手放したものを写真に撮って印刷し、貼ってみました。たくさん片付けた様子が一目でわかり、充実した気持ちになりますよ。思い入れのあるアイテムの写真を残せば、「3STEP日記」自体が、大切なアルバムの役割も果たしてくれます。
『3STEP日記』は心の整理整頓だ
実を言うと、私は独身のときは、物を簡単に捨てられるタイプでした。しかし、家族が増え、特に子どもの思い出の品が増えると、それらを手放すのが難しくなってしまったのです。そんなときに『3STEP日記』は役立ってくれました。
「捨てられない」ということは、何か心に引っ掛かりがあるということ。書いて心を整理することで、物を手放せる条件がはっきりしました。今の時点では、まだ片付けは終わっていないので、引き続き『3STEP日記』を活用していきたいと思っています。
日々のできことを整理してくれる『3STEP日記』。片付けに限らず、日々にもやもやを抱える方の、心の整理整頓におすすめしたい手帳です。
■3TEP日記販売場所
ユメキロック本店:https://www.yumekirock.com/SHOP/3step.html
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