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手帳を続けるためのマイルール/手帳を語る場 ライターコラム202409

手帳を語る場プロジェクト2024 コラムライター編スタート!

今回はコトバのデザイナーマスダさんのお話。「手帳の使い方」について。

それでは以下ご覧ください。

さくらとりんごの街、青森県弘前市を拠点に活動している、いるへぼん雑貨店マスダハナコです。

弘前は、春はさくらまつり、夏はねぷたまつり、秋は菊と紅葉まつり、冬は雪灯籠まつりと、国内外から多くのお客様に来ていただいている、城下町です。

私のメインの肩書は、ライターではなく「コトバノデザイナー」。

文字通り「言葉をデザインします」を掲げていますが、それ以外はどんな活動をしているのか、屋号からは想像がつかないと思います。

興味を持ってくださった方は「いるへぼん」で検索してみてくださいね。

TETEFUが届いて決めたこと。

今回、初めてTETEFUマンスリー&デイリー版を使うことになりました。
選んだ決め手は、まずそのコンパクトさ。

基本的に自転車移動している私にとって、持ち歩きやすいサイズ感や重さが、一番の魅力でした。
また、今まで使ったことの無いバーチカルタイプで、1日の流れを記入できるのも、新しい挑戦としてぴったりだなと感じたのです。
使い始めるに当たって決めていたのは、いわゆる「手帳術」を参考にしないこと。

初めて手にした私が、直感的に使い方を決める、ということを大事にしようと思いました。
届いたTETEFUは、マンスリーとデイリーが別冊になっていて上下に分けて入れることになるのですが。
私は普段は上にメモ用紙、下にデイリーを入れて、手帳専用に買ったペンを挟んで持ち歩いています。

毎日10分でいいから

普段のスケジュール管理は、スマホアプリを使っています。
なぜなら、子どもたちの学校行事や通院予定、パートナーの出張予定やイレギュラーな出勤など、どうしても夫婦で共有すべきことが多いからです。

二人とも、いつでも見られて追記修正できるようにするには、アプリの方が便利なのです。

ただ、そこに私のライティングの仕事予定などを入れ込むのには抵抗があります。
パートナーには全く関係ないことだし、見られても困る情報も含むからです。

さらに、一応個人事業主ではあるものの、そんなに山のように仕事が入っている訳ではなく、実際のところは「ほぼ」専業主婦状態。
手帳で管理するほどだろうか……と思いながら使い始めました。

基本的に、TETEFUには私の業務の中でも有料で引き受けたものだけを管理していくことにしました。

フリースペースには、手掛けている業務の進捗状況や、応募している案件などを記録。
バーチカルの部分には、ライフログとしてざっくりと何をしたかを記録する、というところまで決めました。
また、予定を書き込むというよりは、毎日10分でいいから振り返る時間を作るために、思い返して記入することにしました。

使用開始は2024年6月1日。
なぜなら6月は誕生月で、しかも50歳を迎える年なので、ここから人生後半戦と捉えて書き始めることにしました。

 

続けるためのマイルール

さて、私は元々手帳に書き込むことが、とても好きでした。
なので、凝り始めたらそこに夢中になってしまって、本来の目的を見失いそうな予感がしていました。
そこで私なりに考えた、続けるための条件を絞ることにしました。
決めたルールは、3つ。

1.記入ルールはシンプルに
2.バーチカルはアバウトに
3.忘れっぱなしにしないで書く

メインの文字を書くためのペンは、インク色を私の大好きなターコイズにして、普段より細めの0.38mmにしました。
これは、書き込みが増えても読みやすくするためです。
バーチカルは、ラインマーカーでおおまかに5色。

細かく書き込むのではなく、日常でよくあること「家事」「リラックス」「ライティング」「約束」「社会貢献」に分けて、マークする。
それも、フリーハンド。

キレイに線を引こうと頑張り過ぎないようにしました。

毎日できれば寝る前に書きたいのですが、家族が居ると難しい日もあるのが正直なところ。
なので、書きそびれたら翌朝、それも無理ならその後でもいいから、とにかく空白のページは作らないこと。
この3つのルールだけ守ることにして、なんとかまず3ヶ月続けてきました。

記録から見える自分のこと

6月から8月までの3ヶ月、時々書くのを忘れたり、書くべきことが無くて落ち込んだり、それでもTETEFUに記録することは楽しかったです。

書くことばかりで、全体を振り返ることはなかなかできませんでしたが、記録から少しずつ自分のことが見えてきました。

・家でのライティングはいつも兼業
家事と並行してのライティングがほとんどで、実はあまり集中できていないかも?と思いました。今夏は暑すぎて引きこもりがちだったせいもありますが、在宅だとライティングに専念しにくいんだなと改めて感じました。

・自分の予定が少ない
子どもとの約束は、時々あるのですが、私の仕事絡みではない約束ってすごく少ないんだな、ということに気づきました。
アプリのスケジュールは埋まっているのに、そのほとんどが家族のためのものなのだと思うと、自分で自分を褒めたくなりました。

・時間外労働が多い
TETEFUのバーチカルは6時から21時までになっています。
実は私は5時前に起きる朝型で、家族が起きてくるまでライティングすることがほとんどです。
なので、バーチカルだけを見ると全然仕事してないように見えても、実際はほぼ毎日頑張っているのだ、ということを改めて感じました。

手帳効果おそるべし

 

6月から8月は、実はライティングの依頼が少なく、その油断もあって記入が疎かになりがちで、3日分まとめて書く、ということもありました。
バーチカルの部分だけ記入されて、フリースペースが白紙の日が何日もあって、焦りというか、こんな状態でコラム書けるのだろうかと思ったほどです。

ところが、今回のコラムのために見直して、9月から毎日しっかり書こうと決めてからは、ぽんぽんと仕事の依頼が入って来ました。

手帳を書くと願いが叶うと、よく手帳術にありますが。 私も手帳効果を実感しているところです。

ありがたいことに、フリースペースに経過を書き込む日も増えてきました。

自分と向き合うこと、見直すことは仕事だけでなく、自分の生活に良い意味での刺激を与えてくれるのかもしれないなと実感しています。

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